Coincheck(コインチェック)貸暗号資産サービスとは?
Coincheck貸暗号資産サービスとは?
「貸暗号資産サービス」とは、お客様の保有する暗号資産について、お客様と当社が消費貸借契約を締結することによって、一定期間当社がお預かりし、契約期間満了後にお預かりした暗号資産と同量・同等の暗号資産をお返しするとともに、一定の料率で計算した利用料をその暗号資産でお支払いするというサービスです。
暗号資産(仮想通貨)を貸し出すことは、暗号資産(仮想通貨)のレンディングと言います。
貸し出すだけで貸し出し期間に応じた利率で利用料を受け取ることができるので、非常にカンタン。
市場で売買して利益を出そうとすると、情報収集から情報の分析、さらに売買時における瞬時の判断など熟練した取引スキルが必要です。
その点、暗号資産(仮想通貨)のレンディングは、ただ預けるだけなので眠っているだけの暗号資産(仮想通貨)ならば、貸し出した方がお得に資産を形成できます。
ただし注意点やデメリットもありますので、始める際はよく検討して始めましょう。
Coincheck(コインチェック)にレンディングするメリット
年率1%から5%と銀行に比べても高利率
現在、メガバンクでもその定期預金の利率は0.01%以下など100万円を1年間預けても、数十円程度の利息しかもらえない超低金利時代になっています。
最も高利率であっても年利0.2%や0.3%程度であり、やはり低いを言わざるを得ません。
その点、Coincheckに貸し出すと最低で年率1%、最高で年率5%と銀行の定期預金と比べても高利率なことがわかります。
利用料(利率)は貸付期間に応じて変わります
- 14日間 年率1%
- 30日間 年率2%
- 90日間 年率3%
- 180日間 年率4%
- 365日間 年率5%
例えば2023年現在、0.1BTCを90日間の年率3%で貸出した場合、
[0.1BTC=約40万5954円] × [0.03] ÷ [365日] × [90日] = 0.007397BTC(約30028円)が利用料として支払われます。
Coincheckで扱うすべての暗号資産(仮想通貨)で貸し付けできる
Coincheck貸暗号資産サービスでCoincheckで取り扱っている全ての暗号資産(仮想通貨)を貸付できます。
貸出は、最低1万円相当額の暗号資産が必要となります。
2023年3月時点、Coincheckで取り扱っている暗号資産は以下の19種類です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
- サンド(SAND)
- ポルカドット(DOT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
Coincheckの口座を持っている人なら、すぐに始められる
Coincheck貸暗号資産サービスを開始する場合には、「貸暗号資産サービス」に申し込む必要がありますが、Coincheckの口座を持っている人は、カンタンな手続きですぐに始められます。
こちらの「コインチェックの口座開設について徹底開設」で詳細なやり方を説明しています。
逆に、持っていない人はCoincheckアカウントと口座開設、口座へ日本円を入金し、貸し出すための暗号資産(仮想通貨)を購入する必要があります。
コインチェック<<コチラから最短5分で口座開設申し込みができます。
Coincheck(コインチェック)にレンディングするリスク・デメリット
これはCoincheckに限らず、暗号資産(仮想通貨)取引所にレンディングに共通するリスクやデメリットでもあります。
貸し倒れのリスクがある
暗号資産(仮想通貨)のレンディングは取引所が行うサービスですから、取引所の経営破綻もあり得ます。
その場合、預けた通貨が戻ってこない可能性があります。
銀行などの金融機関が破綻した場合には、預金保険で一定額の預金が保護される仕組みがありますが、暗号資産(仮想通貨)取引所は、金融機関ではないので万が一破綻した場合でも預けた通貨が保護されることはありません。
Coincheckのような大手取引所はそう簡単に経営破綻をするとは考えられませんが、海外の大手取引所が経営破綻した事例もありますので、貸付する際は貸付量などを慎重に検討する必要があります。
貸付中の通貨は動かせない、中途解約はできない
原則として貸付中の通貨は動かせませんし、貸出期間満了前に中途解約もできません。
例えば貸付中の通貨が値上がりしても売却して利益確定させたり、逆に暴落時に損切りとして売却、出金することもできません。
値動きによっては年率5%以上に値下がり率が高くなる場合もあります。
貸出申請中のキャンセルは可能です。
Coincheck(コインチェック)にレンディングする注意点
Coincheck社内で審査があり、貸せない場合もある
暗号資産(仮想通貨)ごとに、Coincheck内で借入総額の上限が設定されています。
多くの方が貸付し、借入総額の上限に達するとすぐに貸付できない場合もあります。
なお、借入上限について開示されてませんので、事前に確認はできず実際に申請してみるまで借入上限に達しているかはわかりません。
利益が出た際の税金は、雑所得
貸付において得た利益は、雑所得に区分されます。
年間の雑所得の合計額が20万円を超える場合には、確定申告をする必要があります。
レンディングの報酬として受け取った仮想通貨の所得価額は、受け取った時点での時価となることが考えられます。
引用元:https://www.aerial-p.com/media/lending-tax.html#i-2
AERIAL PARTNERS
貸し出した暗号資産と同じ通貨で返却される
貸し出した暗号資産(仮想通貨)は返却時や利用料も同じ通貨で支払われます。
貸出通貨とは別の通貨が値上がりしてるからといって、貸出通貨とは別の通貨で返却の申請などはできません。
Coincheck(コインチェック)貸暗号資産サービスの始め方
- Coincheckのアカウント作成、口座開設をする
- 暗号資産(仮想通貨)を購入する
- 貸暗号資産専用の口座を開設し、貸暗号資産サービスに申し込む
Coincheckのアカウント作成、口座開設をする
Coincheckのアカウントや口座を持ってない方は、アカウント作成と口座開設をする必要があります。
コインチェック<<コチラから最短5分で口座開設申し込みができます。
こちらの「コインチェックの口座開設について徹底開設」で詳細なやり方を説明しています。
暗号資産(仮想通貨)を購入する
暗号資産(仮想通貨)を購入します。
特にこだわりがなければ、ビットコインやイーサリアムなど汎用性が高い通貨を選ぶとよいでしょう。
レンティング専用の口座を開設し、貸暗号資産サービスに申し込む
貸暗号資産サービスのページから、専用口座の開設と貸暗号資産サービスに申し込みます。
取引アカウントから貸暗号資産アカウントへ、暗号資産(仮想通貨)を移動させる必要があります。
あとは、審査の結果が出るのを待ちます。
まとめ
Coincheck貸暗号資産サービスは、貸すだけで銀行より高い利率で収益を得られる大変カンタンで楽に取り組めるサービスです。
- 保有する暗号資産(仮想通貨)を、Coincheckに貸し出すことができる
- 2週間~1年間という一定期間貸し出し、期間満了後それぞれの期間に対応する利用料をプラスして返却される
- 年率1%~5%という高利率で貸し出すことができる
暗号資産(仮想通貨)をカンタンに手堅く運用するには最適なサービスでしょう。
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